11月20日（金）に県立広島大学・当機構主催の「平成27年度県立広島大学学術講演会」を庄原グランドホテルにて開催し、261名の方にご参加いただきました。
昨今の我が国では、本市のような中山間地域の高齢化・過疎化が加速し、里山が消えつつあります。今後、どう地域を維持し発展していくかという課題について、株式会社日本総合研究所 主席研究員の藻谷 浩介 氏を講師に迎え「里山は見えない資本だ」という里山資本主義の視点からご講演いただきました。講演では、様々な緻密な分析データを引き合いに出され、今後、地域が生き残っていくためには、地域内経済循環の確立（地消地産）と地域への誇りの創出がカギになると指摘されていました。地域の衰退という大きな課題に対して一人一人が真剣に意識する機会を提供できたのではないかと思います。
