1月27日(水)「しょうばら産学官連携セミナー 第4回県立広島大学研究室訪問」を開催致しました。
今回は「食品の加工・分析・機能性等の研究」というテーマのもと、津田先生と山本先生と吉野先生の研究室を訪問し、研究内容についてのお話や実験室の設備等のご紹介などをしていただきました。
津田先生は乳酸菌についてお話しされ、中でもヨーグルトやチーズ等ができる過程で乳酸菌がどう影響を及ぼすかについてのお話では参加者との活発な質疑応答が行われました。山本先生は脂質化学を専門とされており、昨年10月からの赴任ではありましたが、これまでの企業との共同研究の事例についてお話しされました。吉野先生は、これまでご自身が庄原市を中心に企業と共同研究された事例をご紹介されるとともに実際の商品の試食を行い、連携の成果について詳しくお話しいただきました。
先生方が取り組んでいらっしゃる研究内容等を地域課題も交えながらわかりやすくお話していただくとともに、実験室をご案内していただくことで、研究シーズ(研究内容)を参加した皆様にご理解いただけたと思います。また、施設見学では「食品加工場」を見学し設置されている機具の種類・使い方などを説明していただきました。
次回は平成28年3月に細胞の研究をされている先生方の研究室訪問を開催いたします。
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